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2022.06.02

西洋医学と鍼灸医学の”連携”【日本東洋医学会に参加しました】

みなさん、こんにちは。新潟医療福祉大学鍼灸健康学科の江川雅人です。

本年4月から大学の新学科設置準備室に入りました。ブログやインスタを通して、鍼灸健康学科と鍼灸医学のすばらしさをお伝えできればと思います。

5月28日に、札幌市で第72回日本東洋医学会が開催されました。実技セミナーでは「西洋医学と連携する鍼灸治療」として「アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療の理論と実際」と題して実技の講演を行いました。アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹を生ずる病気ですが、ステロイド剤でも効果がない重症例でも、鍼灸治療を薬物療法(塗り薬)と併用することで、著しい効果が得られます。かゆみが治まるだけでなく、アレルギー体質の改善も認められました。西洋医学と鍼灸医学の”連携”の一例として示すことができたと思います。

新潟医療福祉大学では、医療における”連携”が重要だと考えています。各医療のよいところを組み合わせて、新たな時代の医療の形を作ります。その範囲はスポーツ医療や健康美容医療、高齢者医療にまで広がっています。東洋医学の知恵を現代医療に生かすために、共に新潟医療福祉大学で学びましょう。
Thank you!鍼灸!
新潟医療福祉大学 鍼灸健康学科(設置準備室) 教授  江川雅人

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