新潟医療福祉大学に来年の4月に鍼灸健康学科が開設されます（認可申請中）。

本学科はチーム医療の中で活躍できる鍼灸師の育成に最も力を入れます。

これは医療、介護福祉、スポーツ、美容など多くの領域で、多職種と連携しながら患者さんや利用者のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）を高めることが出来る鍼灸師の育成です。

私は今年の3月まで、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門に33年間勤務してきました。その中で患者さんの痛みやしびれなどの症状に対して鍼灸の効果を提示してきました。また、チーム医療の中で鍼灸の役割も伝えてきました。

自分も学生時代そうでしたが、鍼灸の大学や専門学校で、チーム医療の中における鍼灸を教えてくれる先生はあまりいません（というかゼロに近い）。その理由は、教員が医療現場で正職員として働いておらず、何十年も多職種連携をしてきた教員がいないからです。

本大学の鍼灸健康学科の教員は、長年、医療・介護福祉・美容・スポーツ領域で多職種連携を行ってきた教員であり、実習や演習もそれを意識したカリキュラムとなっています。

チーム医療の一員として活躍できる鍼灸師を育成する本学科に興味ある学生さんは、是非オープンキャンパスにお越しください。お待ちしています。

Thank you！ 鍼灸！　新潟医療福祉大学

鍼灸健康学科開設準備室長　粕谷大智