
各医療機関の先生方、学外実習のご指導ありがとうございます。
夏休みを利用して本学科の3年生が、医療における鍼灸の実際や役割を学んでいます。
教科書や文献だけの知識ではなく、現場の先生方の苦労や取組を実際に見る事は、とても貴重な学びの場です。
大変お忙しい中、学生のために時間を割いてご指導頂きましてありがとうございます。
千葉大学医学部附属病院 和漢診療科鍼灸外来と諏訪の杜整形外科・諏訪の杜鍼灸院では、東洋医学の元になる素問を読む勉強会や医学部生の授業にも参加。
福島県立医科大 会津医療センター漢方医学センターでは、チーム医療における鍼灸の活動として、外来や入院患者さんの治療や緩和医療の現場も実習に入り、勉強会や漢方調剤も経験。
北里大学病院 漢方鍼灸センターでは、歴史ある東洋医学研究所や漢方外来、北里方式の鍼灸治療の実際を学び。
諏訪中央病院 東洋医学科では、地域医療における西洋医学と東洋医学の統合したケアの実践を学び、漢方外来や鍼灸室での治療、緩和ケアの病棟の現場を実習。
東京女子医大 東洋医学研究所では漢方外来と鍼灸臨床施設を実習し、苦痛を緩和し、本来の回復力を引き出す治療の実際や触診方法なども学び。
埼玉医科大 川越クリニック東洋医学科では、頭痛、顔面神経麻痺、がん治療の副作用などへの鍼治療を見学し、現代医学の中でいかに鍼灸師が活躍しているのかを実習。
東北大学病院 総合地域医療教育支援部・漢方内科では、カンファレンスにも参加し医師とどのように連携しているかを学び、漢方ソムリエの生薬実習も体験。
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部鍼灸部門では、リハビリテーションの多職種の役割や鍼灸治療の実際、学食の赤門ラーメンも堪能。
新潟市のアピタ亀田店にある「はあとふる鍼灸マッサージ治療院」では、医療保険を利用した訪問鍼灸にも同行し患者さんのご自宅での治療も見学。ケアマネや訪問看護師との治療計画の話合いや包括ケアも経験。
このようにチーム医療の中における鍼灸の実際を学ぶことで、卒後、学生自身がQOLサポーターとしてチーム医療の中で活躍できることを願っています。
まだまだ、来週以降も実習が続きますが、ご指導頂いた先生方本当にありがとうございました。