
5月30~6月1日に新潟医療福祉大学 鍼灸健康学科の2・3年生31名、教員7名の総勢38名が、第74回全日本鍼灸学会名古屋大会に参加しました。こんなに多くの学生が参加するのは他の大学はありません。
30日(金)は大型バスをチャーターして朝6時過ぎに学生31名と引率教員2名で乗り込み、約500kmのバスの旅。搭乗後すぐに全員で乗り物酔いや疲労緩和目的に、お互いに内関穴や頚部に皮内鍼を貼り、自ら鍼の効果検証を体験。


普段何気なく使用している鍼ですが、その製造過程の中で、滅菌を主とする厳格な品質管理、安全で使用しやすい鍼の追及など、私も含め学生達も大変勉強になりました。学生のうちにこのような見学が出来る事、セイリンの担当の方々にお礼申し上げます。
31日(土)は朝学会の会場に集合。
それぞれ聞きたいセッションに移動。参加されている多くの先生方から新潟医療福祉の学生?勉強熱心だね~頑張って!と声掛けもして頂き、企業展示でも色々な試供品をゲットしてご満悦。これも学会の楽しみです

夕方は教員も含めて全員で名古屋メシ会合。学会の発表内容やセイリン工場での感想や質問など話も弾みました。


学生が、学会という最新の鍼灸の研究・臨床技術を体験することは、大学の授業だけでなく、医療・鍼灸の研究や技術の進歩に広く関心をもち、視野を広げてもらい、今後、鍼灸を学ぶ上で必ず刺激になると考えています。
もちろん、すべての内容は理解出来ないと思いますが、その場を体験して、鍼灸師の先生方や本学科の教員がどんな発表や討論をしているのか、肌で感じることが大事と思います。