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2023.01.27

チーム医療を学ぶ医療機関での実習

鍼灸健康学科では、学生の実習先として、新潟リハビリテーション病院と新発田リハビリテーション病院の医療機関で鍼灸臨床の実習を行います。
来年度から両医療機関で鍼灸部門が開設され、多くの症状・疾患に対して治療を行う予定で、院内の『スポーツ医学総合診療センター』に鍼灸師も携わります。

写真1 新潟リハビリテーション病院

写真2 新発田リハビリテーション病院

本学科の新しい鍼灸事業の一つは医療機関内の鍼灸部門の開設です。そこに常勤で鍼灸師が雇用され、チームの一員として顔のみえる連携を行い鍼灸の役割を提示していく。その事が広く鍼灸を認知してもらう一つのツールであると考えています。
現在、鍼灸師の常勤の雇用条件や鍼灸治療室のレイアウトと学生実習の受け入れ方など検討中です。

本学科はQOLサポーターとして様々なフィールドで活躍する鍼灸師の育成を掲げています。附属鍼灸センターや医療・介護関連施設にも実習に入り、チーム医療を肌で学習し、4年生では医療鍼灸、介護・福祉支援鍼灸、ヘルスケア鍼灸、スポーツ鍼灸、レディース鍼灸を選択させ実習を行います。卒業後はそれぞれ専門性を持って各領域で活躍してもらう。

図1 6つの領域で活躍する鍼灸師

すなわちチーム医療の中で鍼灸の役割を提示できる鍼灸師の育成と、その鍼灸師が医療現場でチーム医療を実践しながらコミュニケーションスキルと臨床力を磨く場の提供です。
大学ならではの鍼灸学科のカリキュラムを実行しながら、卒後の就職の受け皿・卒後教育のフォローアップを同時に進行中です。

新潟リハビリテーション病院(スポーツ医学総合診療センター)では、理学療法士、アスレティックトレーナー、管理栄養士も含め、今までにないトータルケアの中で鍼灸の役割を提示出来るよう、院内鍼灸スタッフ及び鍼灸健康学科教員一丸となり進めていきます。
若い鍼灸師の先生や鍼灸健康学科の学生も興味を持って、このプロジェクトに参加しスキルアップ、キャリアアップしてくれればいいな~と思っています
“スポーツ鍼灸は新潟” と認知されるよう多職種・他学科と連携して頑張ります!

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