本大学の鍼灸健康学科は、国際メディカル専門学校同窓会および新潟鍼灸師会&新潟鍼灸マッサージ師会の共同主催による一般市民公開講座に協力して、鍼灸の効果や効果機序について啓蒙活動を行っています。
11月13日(日)に行われる、国際メディカル専門学校鍼灸学科の同窓会では、日本人500万人が罹患されている腰部脊柱管狭窄症の最前線治療についてと鍼灸による症状緩和をメインに講演会が開催されます。現代医学的治療や鍼灸治療、セルフケアについての新しい情報も紹介していく予定です。鍼灸健康学科の粕谷大智教授は3月まで勤務していた東京大学医学部附属病院リハビリテーション部で狭窄症の臨床研究を長年行ってきました。今回は実技も供覧して臨床研究内容も紹介していきます。
また、12月11日(日)より新潟鍼灸師会&新潟鍼灸マッサージ師会の共同主催による一般市民公開講座『関節痛 その症状から病気をみる』を開催予定で、総合診療医・漢方医・リウマチ膠原病専門医の津田 篤太郎先生と鍼灸健康学科教授の粕谷大智先生がジョイントいたします。
関節痛は有訴者率からみると約1,000万人が自覚する、とても多い愁訴です。
膝、肩、手指や手首などの関節は、時には腫れたり変形したり日常生活に支障もきたします。その原因となる疾患は多岐に渡りますが、大事なのは悪性腫瘍やリウマチなど医療機関で精査や治療を必要とする関節痛です。今回は医療機関で精査が必要な関節痛の症状の特徴、その治療方法について専門医の津田先生がお話し、鍼灸健康学科の粕谷大智教授が関節リウマチに対する鍼灸治療を中心に鍼灸治療の効果や自宅で行うセルフケアについて紹介する予定です。
新潟医療福祉大学から鍼灸の魅力についてこれからも発信していきます!